業界スコープ

冷蔵庫君に重大なトラブルが発生(フロントハブとブレーキ)

先日の記事でいすゞエルフ(通称冷蔵庫君)のクラッチ破損をお伝えしましたが、
修理完了後に筆者の上司が高速道路を運転して会社まで引き上げましたが、
上司が「ブレーキの調子がおかしい・2回踏まないと効かない」という事を言っており、
しばらく筆者も様子を見ておりましたが、ブレーキにエアが噛み込んだかの如しに
ブレーキペダルを踏み込みますとフワフワしていたのと、奥まで簡単に踏み込めて
しまうのでおかしいということで再度、この件で上司と相談をしたところ、
「配達が終わったら、この前修理をしてもらったいすゞへ入庫せよ
という指示が出ましたので、本日、配達先の近くにありますいすゞへ再度
入院させることにしました。

    整備報告書リマスター
     いすゞからの整備報告書。
      画像をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


症状を確認しはじめてすぐに、筆者はいすゞのサービスの方からとんでもない報告を
受けました。
それはと言いますと、左前のディスクパッド偏磨耗していた
というのです。

偏磨耗したLディスクパッド
偏磨耗した左前のディスクパッド。上と下で偏って減っております。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


このパッドですが、ディスクブレーキの押し側のパッドなのですが、キャリパーの
ボルトに不具合があり、油圧が均等にローターに加わらなかった事と距離を
走った事(今年夏の車検からこの段階から既に3万Kmは超えております)によりすり減って
しまったのです。
もし、発見が遅れればローターを金属同士がこすり合うことでブレーキが過熱し、
火災の原因になったり、ブレーキが効かなくなることで重大な事故等の大惨事に
なることを想像しただけでも筆者は背筋がゾッとしたのは事実であります。

それだけでなく、背筋が凍る話はこれだけではなかったのです。
続けざまに今度はABSリング脱落とフロントハブハブベアリングの磨耗という
重大な不具合が見つかりました。
 
分解されたハブとABSリン コピー   Fハブベアリング
分解されたハブABSリング            分解されたハブベアリング
それぞれの写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。

ABSリング説明
脱落したABSリングとハブ。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


このABSリングですが、サービスの方の説明によりますと、普段は手では
簡単には取れないそうでありますが、消耗により簡単に取れてしまった
とのことです。
このリングが取れてしまうとタイヤからの情報をABSセンサーに伝えることが
できなくなる事で緊急回避の際にABSが動作しなくなり、回避できる危険も
回避できなくなる不具合が起きてしまいます。
そしてハブとハブベアリングの磨耗は、皆様もご存じのことかと思いますが、
磨耗から来るハブの破断によって最悪の場合、タイヤが車体から取れてしまう
事で重大な事故や火災の原因になるなどとても危険であるのは事実であります。
このハブの磨耗ですが、距離を走るトラックでは避けて通ることはできない
ことではありますが、この段階で発見することができたのは不幸中の幸いで
あったのは言うまでもありませんが、発見が遅れればかつての横浜で起きた
事故が現実の事になってしまう事を考えますと、非常に恐ろしいと言わざるを
得ないのは事実であります。

今日は、重要箇所での不具合の件を書きましたが、今回は栃木で応急処置を
して筆者が運転して会社へ戻って来ましたが、他にも不具合箇所が見つかる
可能性がありますので、後日、会社の近くのいすゞで本修理に入ることに
なりました。

皆様も故障が原因での事故が起きてからでは遅いですので、事故を防止する
観点から整備を整備工場任せにするのではなく、タイヤのローテーション等の
時にタイヤをジャッキで持ち上げて車輪を回してハブやハブベアリング
点検するなど日頃からの点検は重要であることを今回の故障を通して
筆者は改めて実感したのは事実であります。



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2011/12/05(月) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

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