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昭和63年当時の印刷業界の展示会

印刷業界の展示会と言えば、PAGEやIGASなどの有名な展示会がありますが、
当時は伸びゆく軽印刷展というのが有名であったことを覚えております。
開催される場所は晴海の国際展示場(現在その場所には橋がかかっております)
であったことを覚えております。
この昭和63年の展示会において写植業界のこの先を示すものとしてDTPシステムが
展示されておりました。
当時のDTPシステムは軽印刷向けの版下を組版し、レーザプリンタで印字したものを
FAXというマシンを使って印刷刷版を作る目的のマシンであったことを覚えております。
これらのシステムは専用の機器で構成されており、最低でも400万円以上したことを
覚えております。
この頃から各ソフトメーカーではNECのPC9800シリーズ向けに写研の電算写植機の
入力校正機器でありますSAZANNAの支援を目的としたソフトが開発され、ソフトの
展示等が本格化してきた事を覚えております。
これらのソフトは写研の電算写植機器が高額で手が出ない中小企業にとって福の
神的存在であり、後に大きな進化を遂げたのも事実であります。

そして、写植の部門では各社が新製品を展示しており、中にはリョービRECS
模したかのと言うべき手動写植機を改造して自動印字させるものがあったことを
覚えております。
当時の電算写植機の構造を分かりやすく説明しますと、リョービモリサワ
従来の手動写植機の文字盤がそのまま使える光学式を採用し、写研はレーザー
光線を印画紙にイメージラスターの形式で焼き付ける方式であり、当時の写研
システムで行われていたイメージラスター方式は後に写植はもとより製版業界にも
大きな影響を与えたのは事実であります。
これら、当時の最先端技術を目にした筆者は「いづれPCでの組版の時代が来るの
では」と思ったのは事実でありますが、このことが現実になろうとは当時は思っても
いなかったのは事実であります。



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2011/09/12(月) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

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