業界スコープ

【予防整備をしましょう】故障は突然やってきます

昨日は豪雨における注意事項を書きましたが、今日の筆者の一日は惨憺たる
一日でした。
それはと言いますと、オーバーヒートと冷却ファン破損です。
筆者はいつもの通り、宇都宮方面のお客様への配達に向かうため、国道を走行し、
越谷市のショッピングモールまであと少しという所でトラブルに見舞われました。
最近、筆者は覆面パトカーの如しに日替わりで様々な車種を(2tから4tクラスまで)
乗り回しており、日頃から点検と故障などの異常箇所について会社に対して日報に
おいて細かく報告を上げるなど、注意をしておりましたが、ここ2~3日はいすゞエルフ
冷凍冷蔵車(別名冷蔵庫君)を使っておりました。
走行中に水温計の針が異常に高い事に気付き、筆者は安全な場所に停車し、会社に
電話をかけて報告をしました
上司からの指示で「冷却水を点検せよ」という事でキャブをアップし、ラジエータキャップを
開けてみたところ冷却水が空になっておりました。
キャブをアップする前にリザーバタンクを点検したところ、タンクには冷却水があるので
はおかしいと思っておりました。
ところが、日が明けて来ますと、事態は一変したのです。

エンジン全体
破損した冷却ファンと傷がついたラジエーター全体。
メーカー:いすゞ
通称名:エルフ
仕様等:ナローハイキャブ ロング 冷凍冷蔵庫仕様(8ナンバー)
形式等:KR-NKR81
エンジン:4HL1(96ps仕様)
走行距離:436,000Km
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


ご覧の写真の通り、エンジンとラジエータの間にあります、冷却ファンの羽が全て割れて
いるのを発見しました。
そこでよく見て見ますと、周囲には割れた冷却ファンの羽の破片があちこちに散らばって
おり、ラジエーターにも傷がついていることを発見しました。

破損状況
破損箇所の拡大写真。よく見るとラジエータに傷がついております。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


この状況からして、故障原因は冷却ファン破損によってラジエータに傷がつき、
そこから冷却水が漏れ、冷却が出来なくなりオーバーヒートを起こしたのは明白で
あります。

この故障を巡って上司からは昨日の豪雨で深い水たまりを走行しなかったのか
と聞かれましたが、筆者は無理をしておりませんので、長期間の走行(現在43万Km)
による冷却ファンの経年劣化とによる破損しか考えられないのは事実でありますが、
早朝からの事もあり、救援に来たトラックに荷物を乗せ替えて宇都宮方面に向かい
ましたが、大口のお客様(某飲食店チェーン)は配達できる時間の指定もありましたが、
筆者の努力もあり、お昼前には全ての配達を終了させましたが、冷や汗ものであったのも
事実であります。

このようにトラックは長期間に距離を走りますので、距離を走るうちに予想できない故障が
発生しますと延着が発生することになり、時には荷主との間で賠償問題にも発展する
場合がありますので日頃からの点検と予防保守を心がけたいものです。


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2011/08/27(土) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

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