業界スコープ

豪雨の冠水時の運転には十分ご注意下さい

本日の関東地方では朝から雨がパラついておりますが、午後に入って
ものすごい豪雨になり、現在、大雨警報や避難勧告等が発令されております。
今日の筆者はいつもの通り、宇都宮方面のお客様に荷物を配送しておりましたが、
お客様と筆者の間で雨のことでちょっと雑談になりましたが、話題の中にゲリラ豪雨
話と併せて数年前に鹿沼で発生したアンダーパスでの事故の話が出ておりました。
そして宇都宮での配達が終わった筆者は会社からの指示で今度は埼玉県の
熊谷市のお客様の所で集荷をし、会社の倉庫に戻ることになりました。
東大宮のオーバーパスを超えた当たりから雨が段々強くなり、道路があちらこちらで
冠水し始めてきました。
鳩ヶ谷市にある国道と県道のアンダーパスがあるのですが、今朝お客様と過去の
事故の話をしていたこともあり、嫌な予感がしましたので側道にそれたところで

鳩ヶ谷アンダー冠水
豪雨冠水し、通行止めになった鳩ヶ谷のアンダーパス。(筆者撮影)
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


側道と併せてアンダーパス冠水し、筆者は1時間30分以上立ち往生するハメに
なりました。
この状況下で何とか脱出する手段はないかと考えていたところ、近所の方が雨に
濡れながら交通整理を始めました。
そして周辺では警察や消防のレスキュー隊が出動し、周囲は騒然としておりました。

道路の冠水状態
所々で、ご覧のように道路が冠水しております。(筆者撮影)
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


本日の筆者の場合、アンダーパス豪雨のために冠水していることから、側道に
回避しましたが、残念なこと側道と共にアンダーパスと抜け道に使えそうな道が
冠水しておりましたので、近所の方の誘導で近くの駐車場にバックで乗り上げて
乗用車が出れるようにし、水が引くまで待つことにしました。
ところが、一部の不届き者は近所の方の誘導や警告を無視して進入して初めて
事態に気付き、バックしたり、4tダンプと言うことを逆手に取って無理やり進入する
者がおりました。
この状況を見て筆者は呆れたのは事実でありますが、このままでは交通の危険も
あり、会社に戻れませんので、警察に110番通報で交通誘導を依頼しました。

ここで問題なのですが、最近のトラックやバスは昔に比べてこういった豪雨
大の苦手であるのです。
どうしてかと言いますと、最近のトラックは荷台の大きさを法律の規制枠ギリギリで
取るためにシャーシ自体が低床化したことやエアクリーナーが床下等に設置
されるたり、バリアフリー対策など、こういった豪雨に弱い構造になっている車種が
増えております。
このことは2tクラスであろうと、4tクラスであろうと、大型クラスであろうと、バスで
あろうと増えつつある現状であります。

エアクリーナーの位置
写真の赤囲みの箇所に2tクラスのトラックはエアクリーナーがあります。
低床化している4tや大型車は荷台の床が低いため、荷台に水が浸水しやすい構造の車種が
増えている傾向があります。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。


ご覧の2t車の例ですと、エアクリーナーが床面に近い位置にありますので豪雨の
冠水した道を無理やり走行しますと、エアクリーナーから水がエンジン内部に
侵入することで、シリンダーやターボチャージャーに入り込む事でエンジンの
焼きつきを起こし、故障の原因になるからであります。
そして水深が深いことと、水温が低い事が重なりますと、ウォーターハンマー現象
エンジンを破壊し、最悪の場合、別の車両をお買い上げor高額修理になります。
それだけでなく、ダイナモ・セルモーター・エアコンのコンプレッサーなど電装の
故障の原因にもなります。
車両の故障だけでなく、溺れるなどして人命に関わる事態を招く事にもつながります。
このことから、豪雨時におけるトラックやバスの運転には乗用車以上の注意
必要となるのであります。

これら重要な注意事項を列記しましたが、雨が少し止み、水が引いたので会社に
戻る途中の道では先程のエンジンの話の通り、エアクリーナーからエンジンへ水が
侵入して白煙を吐くトラックや水を吸い込んでエンストした原付などの故障車が
いたのは事実でありますが、これから秋にかけて豪雨が増える時期でもありますので
豪雨時の運転には細心の注意を払い、事故や故障には十分ご注意頂きたいかと
思います。


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2011/08/26(金) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

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