業界スコープ

筆者の勤める会社が導入した電算写植システムについて

昭和63年も4月下旬に入りました。
筆者のワープロ講習が行われている間に続々と筆者の勤める会社には
新しい機械や電算写植機が運び込まれました。
その電算システムはリョービのRECS(レックス)200というシステムです。
このシステムの大きな特徴は
・低価格(写研の機器の価格が1億としてリョービは約1/5)
・手動写植機の文字盤が使える(写研でもモリサワでも)
でありますが、機械が大きいため、階段で上げることができないため、
ON社の系列会社では窓からISさん(後に亡くなってしまいました)の
陣頭指揮の元に窓からユニック(トラッククレーン)を使って搬入する
という荒技を使って搬入しました。
筆者は機器が届いた日の夕方に会社に行き、搬入された機器を見に
行ったことを覚えております。

この電算写植システムRECS200は、編集の部分はコンピューターによる
組版を行い、最終出力は手動写植機で使う文字盤を使用して印画紙に
印字を行う光学式のシステムとなっており、事実上、写植ロボットと言っても
過言でなかったことを覚えております。
そして、筆者は下の図面にあります印字された印画紙が出来るまでの
流れは以下の通りになります。

 RECSシステムフローチャー2
 画像をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。

流れを簡単に説明をしますと、
①で原稿の文字をワープロで印字します。
  その時に一部箇所にファンクションや外字コード(JISにはない私製文字)を
  入力します。

②入力が終わったらPCにて編集機にかかるように変換を行います。

③変換されたFDを編集機にかけて文字の大きさや変形や配置場所等をレイアウト
  用紙に指示された通りに編集をします。

④編集の終わったFDをオンラインでつながれている出力機で印字します。

⑤印字が終わった印画紙を自動現像機で現像します。

現像の終わった印画紙を次の行程に引き継いで一連の仕事は終わります。
筆者はどこにいるのかと言いますと、①の部分におります。
いわばこの仕事の行程の一番先頭というわけでありますので、失敗が許されない
のは事実でありますが、やりがいのある仕事であったのは事実であります。

15歳にして市販されております雑誌(コンビニや本屋)の仕事をこれから始めるわけ
でありますが、この仕事を通して、筆者の人生は大きく動き始めたのであります。
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2011/04/23(土) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

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