業界スコープ

簡易真空ポンプや真空引きについて(その1)

最近、誠明学園等のワードに混ざってパナソニック電工社製の簡易真空ポンプ
ワードや簡易真空ポンプの型番等で当ブログへお越し頂いている方をアクセス解析
システムにおいてよく見かけております。
問題の某クレーマーのサイトでは問題にしている真空引きや簡易真空ポンプに
ついての具体的な資料を出すこともできないどころか、この簡易真空ポンプを
使ったら手抜きだとかおかしげな事を言いつつ、技術の話になりますと
そのサイトの作者は「私は素人で技術的なお話にはお答えできません」と
作者自身が空調に関する技術や経験等がないことをさらけ出した上で逃げて
おり、販売店や施工業者に対していい迷惑(知識や技術を伴わないおかしげな
入れ知恵を消費者にまく行為)をまき散らすだけまき散らして消費者の皆様に
販売店や施工業者があたかも悪者であるという誤解や混乱に貶めるだけでなく、
猜疑心や不安を煽っていることが問題になっているのは事実であります。
筆者も元々は電気や空調関係の職人をしておりましたので非常に腹立たしいのも
事実であります。
こう言った誤解を解くためにも、今日はこの簡易真空ポンプについて説明をさせて
頂きたいかと思います。
話がちょっと長くなりますので4部作とさせて頂きます。

尚、当ブログではこの簡易真空ポンプを用いた工事事例を紹介しておりますので
併せてご覧頂ければと思います。

移設できる君装着後公開用
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。
この写真は筆者所有の移設対応の改造を施した簡易真空ポンプです。


なぜ、真空引きが必要なのか

 ・メーカーが環境問題からエアパージ用冷媒の追加封入をやめたこと

 ・冷媒がR410Aなど混合冷媒になり、エアパージをするとキャタリライザ
  チューブを凍結させ、機器の故障の原因になること

 ・真空引きをすることで管内の水分と空気を追い出す必要があること
  ※別名真空乾燥と言います。

等の理由から施工時に真空ポンプを使用したエアパージをするように販売店や
施工業者に対してメーカーから指導が行われた結果、今日のルームエアコン
施工時に真空ポンプを使用するようになったのです。
ですが、家庭用エアコンの場合、屋外機を床置きだけでなく屋根や壁等に設置
するなど電動真空ポンプの電源の使えない場所に設置されることもありますので、
軽量で電源がなくても真空引き作業ができるようにパナソニック電工社が
この簡易真空ポンプを開発しました。
この簡易真空ポンプは機器の能力で5.0Kw相当の機器にも十分対応でき、
家庭用ルームエアコン4m標準取り付け工事であれば30ストロークで真空引きが
完了(製造メーカー説明)
できる性能を備えております。
今や職人の間では「空気入れ」「ポンプ」の愛称で一般に普及しております。

真空ポンプの作動時間
編集部に設置したエアコンの施工説明書(パナソニック製CS-229TB)を見ますと、
「真空引きを15分以上し、低圧ゲージが-0.1MPa(-76cmHg)を確認する」と
記載されておりますが、簡易真空ポンプの説明書を読みますと「15分以上」とは
書かれておらず「2分3分配管5mの場合、約30往復 (回数は配管長に合わせて
増やして下さい。)」
という記載があります。
実際に筆者が昨年6月に真空計を装備した移設できる君を利用して移設工事
行った際に(2分3分 4m標準工事)簡易真空ポンプでどのくらい真空が引けるのか
1分間しゃかり気になって引いて(ポンプを上下操作50回以上)みたところ、
真空計の針は下の写真の通り、ものの見事に振り切りました。

真空メーター
振り切った真空メータ・移設できる君オプション品(SMC社製SMC社 会社Wiki)
SMC社の汎用型真空計はこちらです。


要するにマニーホールドの低圧の指針が-0.1MPa(-76cmHg)に達していれば
良いということであり、電動式真空ポンプであろうと簡易真空ポンプにしろ、
時間は関係ないことになるのです。

その2へ続く
関連記事

2010/05/04(火) | エアコン取付/移設/取外し | トラックバック(0) | コメント(0)

«  |  HOME  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://gyokaiscoop.blog120.fc2.com/tb.php/499-6a30ebf2
 |  HOME  |