業界スコープ

職場見学ならぬ荷台見学

今日は職場見学ならぬ荷台見学をすることにしたいと思います。
普段は一般の方にはお目にかかれる機会がない

・トラックの荷台の中はどんな感じになっているのか
・どんな形で荷物を積んでいるのか
・どんな物を積んでいるのか
をご覧頂き、皆様の安全運転にお役に立てればと思います。
今回登場するのはこのブログに時々話題に登場する筆者の
トラックの荷台です。
観音オープン前

普段、町の中でよく見かける2tロングのトラックです。
この車は営業車なのでおなじみの緑ナンバーです。

さっそくトラックの荷台を開けてみることにしたいと思います。

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この車の詳細はこちらをご覧下さい。(PDF)
仕様は標準幅(ナローキャブ)ロング・全長6.3m
グレードはDX
4900ccインタークーラターボ・150PS仕様
※ノーマルで100うわわKm/h出ます。
リミテッドバン改ジョルダー仕様

ちなみにこの車を運転するには車両総重量の関係で
中型免許8t限定以上の運転免許が必要です。
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観音オープン
運送業の守秘義務の関係上、画像に修正を加えてあります。

見学者:うわっ!? 荷物がギッシリつまっているよ。

見学者:質問です。この荷物の中身は何ですか?

筆 者:今回の積み荷は某社の小麦粉の小分け品です。
     全部で300ケースあります。

見学者:この荷物はどこへ持っていくのですか?

筆 者:静岡のスーパさんで大安売りをするので、メーカーさんから
     スーパーさんの店舗まで直接納めるのです。

荷台詳細
運送業の守秘義務の関係上、画像に修正を加えてあります。

見学者:すごくきれいに積んでありますが、どうやって積んだのですか?

筆 者:倉庫で筆者が手で積みました。
     この積み方は「バラ積み」と言いまして、下ろす時も
     手で倉庫のパレットやコンベアや台車に下ろします。

見学者:この方法で荷物が崩れるということはないのですか。

筆 者:よく質問をしてくれました。この荷物は基本的に崩れません。
     なぜかと言いますと、ご覧の通り、荷室の幅と長さを最大限に
     使って隙間をつぶしてあります。
     最後はベニヤ板2枚と隙間潰しにパッドを入れてありますので
     荷物は動くことはできません。
     積むにはそれ相当の技術と知識が要求されます。
菓子バラ満載

     この写真は、筆者が過去にお菓子を積んだ際に撮りました。
     最後の方でギリギリになったので、パレットや紙の板等を荷物の
     上に敷いて段積みにしてあります。
     ただ積めばいいのではなく、下ろす時の事も考えて積んで
     あります。
     これにプラスして走ることにも技術が要求されます。
     この写真の場合、乗用車を走らせる調子で走ると、商品が飛んで
     破損してしまいますので、路面や交通の状況や納品時間も考慮
     して荷物を壊さない最適な運転をしなければなりません。

見学者:「パレット」って何ですか?

筆 者:パレットというのはすのこ状に出来ている台のことなのです。
    これに荷物を載せるとフォークリフトでの移動が容易になり、
    物流効率が大幅に向上します。
    倉庫によっては筆者がフォークリフトを運転することがあります。
    ※フォークリフトの運転には資格が必要です。
     ちなみに筆者は重量無制限の資格(技能講習)を所持しております。


今回、なぜ職場見学ならぬ荷台見学を企画したのかと言いますと、
最近の一般車のマナーが非常に悪く、危険な運転をされる方が
多いのには筆者だけでなく他の運転手(バス&トラックも含む)も
手を焼いているのが現状なのです。
大事な荷物(人)を破損(事故)から守るのは運転者の義務では
ありますが、一般の方も安全運転に努めていただかないと事故は
減りません。

そこで、今回は一般の方が見る事の少ないトラックの荷台の中は
どのようになっているのかを一般公開することで少しでも一般の方に
・どうしてトラックは遅く走る時があるのか
・どのように荷物を積んでいるのか

の実情を筆者なりに書きました。
ここには出てきていない積み方などもありますが、走り方はどのような
積み方であっても変わりはありません。
筆者から皆様に改めてお願いしたいことは
・車間距離を取る
・トラックには近づかない
ことをお願いしたいかと思います。
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2008/05/18(日) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

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