カギ
財布
携帯電話
車やバイクのキーレスリモコン
を誤って洗濯してしまったという経験があるかと思います。
今回は筆者が取材カーのカギを誤って洗濯してしまったために、キーレスが
故障してしまいました。

困った筆者はディーラーでどのようにすればいいのかという話と見積もりを
頂きましたが、修理費用はなんと1万円という見積もりでした。
ですが、ディーラーから耳寄りな情報として、基盤とゴムカバーは交換できる
事を(部品は約5,000円~)聞きましたので中古のドナーキーがあれば直せる
ことが判明しましたので例の如く、某オークションで検索したところ、数百円~
ありましたので落札した上で修理をすることにしました。

修理方法
まず、水没したキー、ドナーキー双方を精密ドライバーを使って
ネジを外して分解します。

分解するとこんな感じです。
ドナーキーから基盤とゴムを入れ換えます。
基盤とボタン電池の接点を軽く磨き、電池を新品と交換します。
取材カーの交換電池はCR-1620でした。

修理したキーのフタを締めてネジを締めてキー側の修理は完了です。
これだけではキーレスは作動しませんので、設定作業を行います。
この設定方法は、メーカーや車種で異なっておりますので、インターネットで
検索して探し出します。
検索例・・・・・トヨタ カローラ キーレス設定←メーカー+車種+キーレス設定
スズキ キーレス設定←メーカー+キーレス設定
ただ、見つけにくいものや、OEM(横流し)車種がある場合や年式や車種等の
違いで方法が異なる場合がありますので、複数の手段を探して下さい。
ちなみに取材カーのメーカー(日産)の場合でも3種類ありましたので
3つの手段を探しました。
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重要な注意事項
インテリジェントキーやイモビキーの場合は、メーカーの専用工具(コンサル等)が
必要になりますので、ディーラーや修理工場に設定を依頼して下さい。(有料)
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取材カーの設定は以下の通りでした。
この設定ですが、ディーラなどに依頼すると、4,000~の費用がかかります。

①全てのドアを閉め、運転席に座り、ドアをロックノブでロックする
②キーの抜き差しを10秒以内に6回(入れて抜く1動作)行うと、
ドアロックが開放されます。
③開放されたら3秒以内にドアロックノブでロックし、キーを
差し込んでACCの位置にする
④ドアロックを開放して、運転席ドアを開ける(旧リモコンの登録を消去)
⑤ ①~③の動作を行う
⑥ ③にあるドアロックをした状態でリモコンスイッチのどちらかを押す
成功すると、ドアロックが開放されます
⑦運転席のドアを開けて設定完了
⑧動作確認を行い、終了
今回、1万円の修理費用が部品と電池を合わせて1,300円でできるとは思っても
いなかったのは事実でありますが、お洗濯等の前にカギ等がポケットなどに
入っていないことをご確認頂きたいのは当然のことではありますが、こういった
アクシデントはいつ誰がしてしまうのかは分かりません。
読者の皆様には、万一に備えて予備のキーリモコンをご用意されてはいかがでしょうか。
備えあれば憂いなしですのでおすすめします。
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2015/12/03(木) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)