業界スコープ

【車検切れ・ナンバーなし】仮ナンバーについての知識

町中を走っておりますと、見慣れないナンバーを見かける場合があります。
これらのナンバーは特殊な目的で使われているものです。
よく、特殊なナンバーと云いますと、自衛隊の数字だけのナンバーや
外交官や大使館が使う青色のナンバーがあります。
ですが、一般的に多く使われる特殊ナンバーとして仮ナンバーというものが
あります。
今回はこの仮ナンバーの種類と臨時運行許可の申請等の知識に
ついてお話をしたいかと思います。

仮ナンバー等の種類と特徴
仮ナンバー種類公開
これらのナンバーですが、どういった時に使用するのかと云いますと、
・車検が切れた車を車検場やディーラ等の販売店への移動
・車両解体のため、解体店等への移動
・売買などで抹消(廃車)された車を移動する場合
・抹消(廃車)された車を別の場所へ移動する場合
・災害等で使用期限が決められた特定の車を使用する場合
※この例はまれですが、東北地方太平洋沖地震において日本の保安基準外の
 外車に対して国等からの法律等での特例措置があったため仮ナンバー
 運用された実績があります。

等の場合に市町村に申請することで市町村長が運行を許可した証票と
して取り扱われます。

申請の方法は、市町村役場に
・期限の切れた車検証または登録識別情報(抹消済証)
・移動期限内(5日・商品自動車)もしくは13ヶ月か25ヶ月(車検切れ等)の自賠責保険
自賠責保険料(車検用)自動計算機(日本損害保険協会HPより)
自賠責保険料一覧<本土用>国交省HPより(PDF)商品自動車の保険料はこちらにあります
・印鑑
・免許証
・手数料
を揃えて市町村役場の市民課もしくは税務課で手続きをしますと、審査後に即日で
仮ナンバー臨時運行許可証が交付されます。

このナンバーはあくまでも臨時運行許可ですので、目的が終了した時点で
市町村役場へナンバーを返却しなければなりません。
返却の方法は窓口または郵送でもできますが、借りる前に市町村役場へ
お問い合わせ下さい。

この便利な仮ナンバーですが、
・目的によって使用期限が限られている(1日だけの場合あり)
・運行区間が制限される
という制限もあり、限定条件が付されておりますので使うときには
十分ご注意頂きたいかと思います。
最近、この仮ナンバーを巡っての問題としまして
・一度借りたら借りっぱなしにして返却しない
・ドリフト族が一時抹消した車両に仮ナンバーを装着して摘発を逃れる
・一度借りたら返却せずに他の車に使い回す
等の事が問題となっておりますが、これらの行為を行いますと、
道路運送車両法や道路交通法での処罰での対象になりますので
ご注意頂きたいかと思います。


関係法令



(臨時運行の許可 道路運送車両法)
第三十四条  臨時運行の許可を受けた自動車を、当該自動車に係る臨時運行許可証
         に記載された目的及び経路に従つて運行の用に供するときは、第四条、
         第十九条、第五十八条第一項及び第六十六条第一項の規定は、
         当該自動車について適用しない。

       2  前項の臨時運行の許可は、地方運輸局長、市及び特別区の長並びに
          政令で定める町村の長(「行政庁」という。次条において同じ。)が行う。

(許可基準等)
第三十五条  前条の臨時運行の許可は、当該自動車の試運転を行う場合、新規登録、
         新規検査又は当該自動車検査証が有効でない自動車についての継続検査
         その他の検査の申請をするために必要な提示のための回送を行う場合、
         その他特に必要がある場合に限り、行うことができる。

       2  臨時運行の許可は、有効期間を附して行う。

       3  前項の有効期間は、五日をこえてはならない。但し、長期間を要する回送の
         場合その他特にやむを得ない場合は、この限りでない。

       4  行政庁は、臨時運行の許可をしたときは、臨時運行許可証を交付し、且つ、
         臨時運行許可番号標を貸与しなければならない。

       5  前項の臨時運行許可証には、臨時運行の目的及び経路並びに第二項の
          有効期間を記載しなければならない。

       6  臨時運行の許可を受けた者は、第二項の有効期間が満了したときは、
         その日から五日以内に、当該行政庁に臨時運行許可証及び臨時運行
         許可番号標を返納しなければならない。

(臨時運行許可番号標表示等の義務)
第三十六条  臨時運行の許可に係る自動車は、国土交通省令で定めるところにより
         臨時運行許可番号標及びこれに記載された番号を見やすいように表示し、
         かつ、臨時運行許可証を備え付けなければ、これを運行の用に供しては
         ならない。

罰則等(道路運送車両法)
第百七条  次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役若しくは
       五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

     一  詐偽その他不正の手段により、第三十一条ただし書、第三十四条
        第一項(第七十三条第二項において準用する場合を含む。)、
        第三十六条の二第一項(第七十三条第二項において準用する場合を含む。)、
        第六十条第一項、第六十二条第二項(第六十三条第三項(第七十一条
        第七項において準用する場合を含む。)及び第六十七条第四項(第七十一条
        第八項において準用する場合を含む。)において準用する場合を含む。)、
        第七十条、第七十一条第二項若しくは第四項又は第七十一条の二第一項の
        規定による許可その他の処分を受けた者

     二  第二十九条第一項、第三十一条、第九十四条の五第四項(第九十四条の
        五の二第三項において準用する場合を含む。)又は第九十四条の五第五項の
        規定に違反した者

     三  第九十四条の二第二項において準用する第七十八条第二項の規定による
        業務の範囲の限定に違反した者

     四  第九十四条の五第一項の規定による自動車検査員の証明がないのに
        保安基準適合証又は保安基準適合標章を交付した者

     五  第九十四条の五の二第一項の規定による自動車検査員の証明がないのに
        限定保安基準適合証を交付した者

     六  第九十四条の八第一項の規定による保安基準適合証、保安基準適合標章
        及び限定保安基準適合証の交付の停止の処分に違反した者

     七  第九十六条の十三(第九十六条の十九において準用する場合を含む。)の
        規定による情報処理業務又は情報提供業務の停止の命令に違反した
        登録情報処理機関又は登録情報提供機関の役員又は職員

第百八条  次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は
       三十万円以下の罰金に処する。

     一  第四条、第十一条第四項、第二十条第一項若しくは第二項、第三十五条
        第六項、第三十六条、第三十六条の二第六項(第七十三条第二項に
        おいて準用する場合を含む。)、第三十六条の二第八項(第七十三条
        第二項において準用する場合を含む。)、第五十四条の二第七項、
        第五十八条第一項、第六十九条第二項又は第九十九条の二の規定に
        違反した者

     二  第五十四条第二項又は第五十四条の二第六項の規定による処分に
        違反した者

     三  第五十四条の三第一項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、
        又は同項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、若しくは質問に
        対し陳述をせず、若しくは虚偽の陳述をした者
関連記事

2015/06/07(日) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

«  |  HOME  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://gyokaiscoop.blog120.fc2.com/tb.php/1333-6079e93b
 |  HOME  |