業界スコープ

【雪で安全装置が凶器と化す時】降雪時はABSを解除して安全に走行しましょう【実施は自己責任でお願いします】

新宿若松町交差点
先週土曜日の大雪の時に撮影した新宿区内の交差点(筆者撮影)

ご覧の写真は先週の土曜日の大雪時に撮影した新宿区内の交差点の模様です。
この位の大雪になりますと、スタッドレスタイヤでもスリップする状態に
なります。
よく、巷では「スタッドレスタイヤがあるからチェーンはいらない」と
ほざいている輩がおりますが、こういった路面が土漠状態になった際には
スタッドレスタイヤは歯が立たない状態になりますので、読者の皆様には
安物の金属製でもかまいませんのでチェーンの準備をお願いしたいかと
思います。
そして、このような土漠状態や路面が凍結して滑りやすい時にはもう一つ
お願いしたい事があります。それは「ABS解除」です。
このような状態で緊急時にABSが作動しますと、制動距離が長くなるばかり
でなく、車両のバランスが崩れてスピンしやすくなり、非常に危険であります。
これがもし、トラックやバスですと横転なども加わりますので、危険ですので
筆者がこのような状況で運転する場合は問答無用でABSのヒューズを抜いて
おります。
今回の大雪で感じた事と言えば「安全装置凶器」と化す前にABS解除スイッチ
が装備されていないのかと言うことと、解除の方法を取り扱い説明書に記載
しないのか疑問に思ったのは事実であります。

ABS解除スイッチは日産サファリ(最終型)・ベンツゲレンデヴァーゲンに装着車があります。

今回は赤い覆面トラックでおなじみの日野レンジャーABS解除を行ってみました。

サイドビュー
日野レンジャー 平成24年式 FD9-JLAA型 4tワイド ウイング J05インタークーラターボ 210ps
写真にはパワーゲートが装備されておりますが、筆者の車にはパワーゲートは装備されておりません。



 実施前に必ずお読み下さい 重要な注意事項 

・車種によっては不具合が出る場合がありますのでABSの解除は自己責任で
 お願いします。

・電気系統を触りますので、技術や知識のない方はベテランの指導の元に
 行って下さい。

・これらの操作は積雪時など滑りやすい時のみ行って下さい。

・降雪地区を出たり、路面に雪がなくなった、凍結路を出た時は速やかに
 ヒューズを戻して下さい。




解除方法(他車種の方はヒューズの場所を取り扱い説明書でご確認下さい)

ヒューズボックス前
日野レンジャープロはこの場所にヒューズがあります。

蓋取り外し
手をこのようにかけて水平に引っ張ります。
爪の破損にご注意下さい。

ヒューズ配置図
外した蓋をひっくり返すと、ヒューズの配置図が
出てきます。

absヒューズを探しだす
抜くヒューズを探し出します。
この車種の場合、左上の30Aのヒューズ(緑色)です。

ヒューズを探す1
ヒューズ盤です。

 absヒューズ見つけた 問題のヒューズを見つけましたので

車に付属のプーラ等で抜きます プーラで抜く

成功しますと、警告ブザー音とメータパネルからこのような警告が出ます。
メータ内警告

警告拡大

警告灯とディスプレイからABS異常の表示が出ておりますが、影響が
なかった事を確認しております。
DPF等のすす堆積量を見たい場合は、メータ左下のディスプレイスイッチを
押すことで確認は可能ですが、一旦、エンジンを止めますと元に戻ります。

ABS解除を戻すときは、エンジンを止めてから、ヒューズを元の場所に戻せば
復旧が可能です。




雪道を安全に走るための小技ではありますが、雪道には危険な落とし穴が
がありますので、速度を落として無理のない運転でお願いします。




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2014/02/13(木) | トラック/自動車等 | トラックバック(0) | コメント(0)

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