業界スコープ

とうとう手動機を動かすハメになりました。(平成2年)

バブル絶頂期の平成2年の夏の事です。
仕事はどんどん増え、修正作業も追いつかなくなり、連日、印刷会社からは
校了や責了などの督促の電話が事務所にひっきりなしに掛かっており、
忙しさは殺人的な状態であったことを覚えております。
筆者は営業の仕事をする傍らで修正作業の手伝いを頻繁に行うようになり、
時には段ボールシートとカッターナイフと糊と級数表等を持ち、印刷会社で
出張で修正作業を行うことも加わったのです。
そして、古くから仕事を頂いていたKI社からの仕事に手が回らなくなり、
筆者が手動写植機を動かすハメになろうとは思ってもいなかったのは
事実であります。
会社には空いている手動写植機が2~3台ありましたので、そのうちの1台で
ありますリョービレオンマックス4Vと3Vを使っておりました。

3V.jpg
リョービ製写植機レオンマックス3V
右サイドのテーブル内部にはCPU基盤等の制御盤が
実装されております。


機械の基本操作は父から以前に教わっておりましたので、難なく動かす事は
できましたが、問題は採字でした。
文字を拾う時、文字盤の文字は逆さになっており、一寸の幅の法則で並んで
はいますが、探すのに苦労させられたのは事実です。
ですが、当時筆者は17歳という若さもあり、1ヶ月もしないうちに何とか
採字をクリアすることに成功しました。
このことから文字の直し作業も日増しに増えていったのは事実です。



熟練の手動写植オペレータによる手動機のオペレーションの
模様をご覧下さい。


完全手動写植機 モリサワMC-6型 You Tube 「写植の時代展」より

本文の中で登場した写真のレオンマックス3Vは電子操作式ですが、
この動画にありますMC-6型は完全手動(印字や文字の送り操作やレンズの設定)
なっております。
実を言いますと、筆者の亡き父はかつてこのMC-6型を調布市の布田や
世田谷区の千歳烏山において自営をしていた際に使用していた事を
覚えております。

古き、昭和の時代を彷彿させる動画です。


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2013/07/02(火) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

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