業界スコープ

寒い冬に備えての点検をお願いします

前回の記事でエアコンの故障とエラーコードのことを書きましたが、
好評だったのか、プロの方(業者)もご覧になられていることを目にして
おります。
今回は寒い冬に備えての点検をしてみたいかと思います。

ガス漏れ及びガス不足
・温まらない
・温まりが悪い


エアコン


点検方法ですが、一番最初に室内機のエアフィルターとコア(エアフィルターの
下にある銀色の部分)
に目詰まりや汚れがないかを確認して下さい。
汚れている場合はエアフィルターとコアを清掃して下さい。
それでも該当しない場合は 室外機側を点検して下さい。

バルブ説明

配管が取り付けてあるカバーをプラスドライバーで開けてバルブのまわりを
点検して下さい。
※カバーは無理に開けないで下さい。機種によっては200V電源が流れており、非常に危険です。
 一般の家庭用でしたら大半の機種ではカバーの隙間から覗くことで点検ができます。


ここで
・バルブの回りに大きな氷の固まりが出来ている
・室外機のファンが動いていない
場合はガス不足又は抜けの可能性がありますので販売店又はメーカーの
サービスにご連絡下さい。
そして周囲に油が付着していたり、地面にたくさん油が落ちている場合は
ガス漏れを起こしている可能性がありますので販売店又はメーカーの
サービスにご連絡下さい。

室外機の裏側に霜がついていることがありますが、冷蔵庫と同様に霜取り
回路が内蔵されておりますので多少でしたら問題はありませんが、
あまりにもひどく凍結する場合はガス抜けやその他の対策を考えなくては
いけませんのでメーカーのサービス又は販売店までご相談下さい。

これにつけ加えて積雪の多い地域では室外機が雪で埋まっていないか
のご確認をお願いします。
なぜかと言いますと、エアコン暖房は外の熱を室外機で回収して室内機で
温風として出す構造となっており、雪等で埋まりますと熱を循環させることが
できなくなります。
このような状態になりますと、マイコンがエアコンを保護するために停止した
状態になりますので暖房を行うことができなくなり、最終的には故障の原因と
なりますので、積雪地や寒冷地にお住まいの皆様は秋口に販売店などで
点検を受け、冬場に雪が室外機に入り込まないようにご注意を頂きたい
かと思います。

そして、エアコンの電源は使用する8時間以上前からコンセントを差し込む
なり、ブレーカーをONにすることをお忘れなく行って下さい。
なぜかと言いますとコンプレッサーの中にあるヒーターを作動させて温めて
おかないとコンプレッサーに無理がかかり故障の原因となる場合があります。
故障しますと、コンプレッサー交換という高額修理(8万円~)の原因になります。
詳しくは取り扱い説明書をお読み下さい。

四方弁の点検をお願いします。
夏場の冷房運転の状態で暖房に切り換えて温風が出ることと、室外機が回って
冷風が出ているか(予熱動作と言います)をご確認下さい。
※切り換えますと約5分程度停止した状態になりますが故障ではありません。
 コンプレッサー保護のためにマイコンが動作を停止して冷媒を落ち着かせて切り換えるためです。

なぜ、この点検をお願いしたのかと言いますと、肝心の四方弁が故障して
おりますと冬場だというのに暖房ができずに冷風が出るという結果に
なるからであります。
この点検は一般の方でも容易にできますので冬本番になる前にこの点検を
お願いしたいかと思います。
故障している場合はエラーコードが出ますので、メーカーのサービス又は
販売店等にご相談下さい。
尚、この点検は旧式の機械式(特にパッケージ)エアコンでは行わないように
お願いします。マイコンが内蔵されてなくて機械的に四方弁を切り換える
ため故障の原因になります。
旧式の機械式エアコンの場合は一旦停止して5分以上おいた上で冷暖房
スイッチを切り換えてでの点検をお願いします。

他の暖房器具との併用について
エアコンによる暖房は冷媒の動きを室外機の中にあります四方弁が冷媒の
流れを逆転させることで行っております。
そのため外気温が下がるにしたがって回収できる熱量が下がるため-2℃
位に下がりますと室温を保てなくなります。
この場合、いくらリモコンの室温を上げても室温が上がりませんので
他の暖房器具との併用が必要になります。
こういった場合に備えてエアコン以外の暖房器具もご用意されておくことを
おすすめします。

暖房時特有のにおいついて
暖房に切り換えた途端にエアコンから嫌なにおいが発生する場合が
あります。
原因ですが、室内機の熱交換機についたホコリやドレンの汚れや
汚れた室内の空気等が熱せられたことによって発生します。
この場合エアコン内部のクリーニングを行うことで解消できる場合が
ありますのでメーカーのサービスや販売店にご相談下さい。
このエアコンクリーニングですが、一部の技術と知識のない業者による
トラブル(壊された等)が問題になっておりますので信頼のおける業者へ
依頼されることをおすすめいたします。
一般の方による無理なクリーニングはエアコンの故障や感電やケガ等
思わぬ事故の元になります。

今回は寒い冬に備えての点検について書きましたが、これからの年末年始
にはどこのご家庭でもお店でもフル稼働の状態になり、万一故障した場合、
寒い正月ということにならないためにも今のうちからでもできる点検に
ついて書きました。
自動車と同様にエアコンも点検が必要なのは事実です。
故障知らずで快適なエアコンライフをお過ごし頂くためにもぜひ点検を
お願いします。






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2012/11/20(火) | エアコン取付/移設/取外し | トラックバック(0) | コメント(0)

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