業界スコープ

Haという雑誌を巡る攻防

1988年6月に出版社M社からHaという雑誌が創刊されました。
ですが、このHaという雑誌ですが、写植屋泣かせの雑誌であった
ことを覚えております。
それはと言いますと、組版がメチャクチャであったことなのです。
例えば本文組みで本来であれば、デザイナーがレイアウトでした指定
された文字数でライターさんが原稿を書くのですが、このHaという雑誌
デザイナーとライターさんとの調整が出来ていないという素人同然の編集が
行われていたことで、初稿(しょこう)の段階から印刷会社と写植業者の間では

・指定されたレイアウトスペースに原稿で書かれている文字が納まらない
校了下版(げはん=印刷前の最終の直し)の段階の直し(文字の最終修正)で
 指定されたスペースに文字が納まらない

等といったトラブルが頻発するといった有り様であったことを
覚えております。
そのトラブルが発生する都度に社長又は写植のオペレータが印刷会社のD社の
担当者と営業を介してM社の編集部と交渉に及ぶことが多く、解決をするまで
印字や直し(修正作業)がストップし、最終の印刷がギリギリで行われるため、
製本や配送の部門は発売日に間に合わせるために戦々恐々であったことを
覚えております。
筆者も当時この雑誌の原稿をワープロで入力したりしておりましたが、
後に手動写植機を動かしての直し作業をすることになりましたが、
本当に泣かされたことを覚えております。
この混乱はしばらく続きましたが、この騒動のためか写植業者の間では
評判が悪い雑誌であったことを覚えております。


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2012/11/18(日) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

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