読者のため・筆者のため・編集部のために24時間体制で稼働し続けている
取材カーですが、消耗品の代表格でありますエンジンオイルを筆者が
DIYで
交換してみました。
今回は
ホームセンターで何と4リットル
980円という破格な価格の出物を
見つけました。
今回はついでにオイルフィルターも交換することにします。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。材料- エンジンオイル(4リットル お好みのものでかまいません)
- オイルフィルター
- 廃油処理箱(今回はシュレッダーくずで自作しました)
- ドレンボルトパッキン(消耗品です)
道具等- 2tフロアジャッキ
- 14mmのメガネレンチ
- フィルターレンチ(カップ型)
- レジャーシートまたは段ボール等の敷物
- 廃油受け(台所の払い下げ品等で3リットル以上入る物)
- 掃除用のブレーキクリーナー
- ディッシュ等の拭く物
交換方法ボンネットを開け、オイルフィラーキャップをゆるめます。
なぜゆるめるのかと言いますと、オイルを抜きやすくするためです。
左:キャップをゆるめているところ 右:キャップをゆるめ終わったところ
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。レジャーシートを床面に敷き、車を移動させます。
東京都職員による編集部の取材カーの車種の特定や窃盗や破壊等の対策のため、
画像の一部に修正を施してあります。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。作業をしやすくすると同時に安全対策のため、車両右側をジャッキアップ
した上で車輪にブロックを2個敷きます。
これらの措置は危険防止及び作業効率を上げるための方法ですので、
ジャッキアップしただけの状態で車の下に潜らない様お願いします。
ジャッキだけですと、万一の際に地面と車両にはさまれる危険があり、
死亡や重症等の重大事故の原因になりますので、必ずタイヤの下に
ブロックを入れて持ち上げるか、ウマ等の工具をお使い下さい。
東京都職員による編集部の取材カーの車種の特定や窃盗や破壊等の対策のため、
画像の一部に修正を施してあります。
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。廃油受けをオイル出口付近に準備し、14mmのメガネレンチでドレンボルトを
外して古いオイルを排出します。
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。
ここで注意しなければならないこととして
・外したドレンボルトを古いオイルの中に落とさない
・排出したオイルで火傷をしない
・走行後のマフラーは熱くなっていますので火傷に注意ということに十分ご注意下さい。
オイルフィルターの交換方法(交換しない場合はこの囲みの項目を飛ばして下さい)
編集部の取材カーの場合、オイルフィルターがインテークマニーホールド
と前輪のドライブシャフトの間にあります。
写真は地面から上の方向で撮影しております。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。この箇所ですが、一般のフィルターレンチでは回しにくく、カップ型の
フィルターレンチとショートのラチェットレンチが必要です。
ですが、今回は一般的なフィルターレンチで交換を行いました。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。廃油受けを準備フィルターレンチを使って古いオイルフィルターを外します。
この際に古いオイルが周囲に飛び散りやすいので、ティッシュや
ブレーキクリーナー等を準備しておくと便利です。
写真左:外した古いオイルフィルター 写真右:新しいオイルフィルター
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。新しいオイルフィルターに新品のオイルを指でゴム部分に塗布します。
※オイル漏れ防止とゴム部分の貼りつき防止のためです。写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。新しいオイルフィルターを手でねじ込んでフィルターレンチで
軽く締め上げて完了です。
閉める際は、オーバートルクにご注意下さい。
外したドレンボルトに付いているドレンボルトパッキンを交換します。
このパッキンは消耗品ですので、毎回交換して下さい。
東京都職員による編集部の取材カーの車種の特定や窃盗や破壊等の対策のため、
画像の一部に修正を施してあります。
写真左:外したドレンボルト 写真右:ドレンパッキン交換後
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。ドレンパッキンを交換しましたら、元の通りにドレンパンに取り付けて
締めつけて下さい。
この際ですが、手で締まり切るまでボルトを回してからメガネレンチで締めつけを
行って下さい。
この部分も締めつけの際にはオーバートルクにご注意下さい。
破損しますと膨大な修理代がかかります(最悪の場合、ドレンパン交換になります)
のでご注意下さい。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。ジャッキを使ってブロックを取り除き、オイル注入の準備をします。
この際、メンテナンスノート又は取扱説明書にありますサービス
データのオイル注入量をご確認下さい。
ちなみに編集部の取材カーの場合、
・オイルフィルター交換時2.7リットル
・オイルフィルターの交換をしない場合は2.5リットル
と記載があります。
今回はオイルフィルターも交換しておりますので2.7リットルを準備
しました。
今回、編集部が用意した格安オイル(テクノパワー10W-30 販売元:エンパイヤ自動車)
ホームセンターで何と980円という脅威の価格でした。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。
オイルフィラーキャップをはずし、エンジンオイルを規定量まで
注入します。
写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます注入が完了したらオイルフィラーキャップを閉めてから2~3分程、エンジンを
アイドリングさせて停止します。
その後5分以上経って(タバコ一服程度でも大丈夫です)からエンジンオイル
の量をレベルゲージにて点検します。
オイルレベルゲージを抜き、一旦ティッシュ等で拭いてから
もう一度オイルレベルゲージを差し込んで抜き、オイルのレベルが
LとFの中間点にあるかを点検して完了です。
完了しましたら、メンテナンスノート等に交換した日と走行距離を
書き込んで下さい。
筆者の場合、オイルノートに書き込むと同時にトリップメーターを
利用した管理を行っております。
どのような方法かと言いますと、最近の車の走行距離計にはトリップを
2つに分けて記録することができるようになっております。
この機能を使いますと、非常に便利です。
写真左:トリップBに記録されたオイル交換前の走行距離
写真右:オイル交換後にリセットしたトリップB
それぞれのサムネイルをクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。今回はロング記事にはなりましたが、
オイル交換について書きました。
ちなみに筆者は商売柄、自分でエンジンオイルだけでなく、ミッションや
デフオイルの交換やシャーシのグリースアップまで日頃から行っており
ますので容易にできますが、これらの作業は車の事を知るためには重要な
ことであり、これらの作業を通じて他の箇所の異常を見つけることも
できるようになりますのでムダな出費を押さえることにもつながります
ので読者の皆様にはぜひトライして頂ければと思います。